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日銀短観 景気目安の指標1年9か月ぶり悪化

2022年4月1日 15:16
日銀短観 景気目安の指標1年9か月ぶり悪化

「日銀短観」で、景気の目安となる指標が原材料価格の高騰などの影響で1年9か月ぶりの悪化となりました。

企業の景況感などを調査する3月の「日銀短観」で、景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた指数は、「大企業・製造業」でプラス14ポイントと去年12月の調査に比べて3ポイント悪化しました。

悪化は2020年6月の調査以来、1年9か月ぶりとなります。

ウクライナ情勢などによる原材料価格の高騰で、仕入れコストが増加し、「紙・パルプ」や「食料品」など幅広い業種で悪化が進みました。

「非製造業」も前回に比べ1ポイント悪化し、プラス9ポイントとなりました。

新型コロナの感染再拡大が影響し、「宿泊・飲食」や「レジャーなどの個人向けのサービス」が悪化しました。

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