日経平均101円高 米株高受け買い優勢
19日の東京株式市場で日経平均株価は値を上げ、18日に比べて101円24銭高い2万7257円38銭で取引を終えました。
前日のアメリカ市場が上昇した流れを受け、東京市場も朝方から買い注文が優勢となりました。東証プライムの売買代金は、概算で2兆3727億円、売買高は9億5704万株。
一方、外国為替市場ではドル高円安の流れは変わらず、1ドル=149円台前半となっています。
市場では1ドル=150円台も視野に、政府・日銀による為替介入への警戒感も強まっています。
19日朝、円安への対応を問われた鈴木財務相は「細かく頻度をあげて、常にその動きをチェックしている」「従来通りの考えで、しっかり対応する」と述べ、過度な為替の変動には介入も含めた対応をとる考えを改めて示しました。