先週末の米株安受け…日経平均、3週間ぶり終値で2万8千円割れ
29日の東京株式市場で日経平均株価は大きく値を下げ、先週末比762円42銭安い2万7878円96銭でした。終値で節目の2万8000円を割り込むのは、8月10日以来、約3週間ぶり。
先週末にアメリカの中央銀行にあたるFRB(=連邦準備制度理事会)のパウエル議長が、インフレを抑え込むための金融引き締めを続ける決意を示しました。そのため26日のアメリカ市場では景気後退への懸念が強まり、ダウ平均株価が1000ドル以上、値を下げたため、29日の東京市場でも取引開始直後から多くの銘柄で売り注文が膨らみました。日経平均株価の下げ幅は一時850円を超える場面もありました。
東証プライムの売買代金は概算2兆5949億円、売買高は概算10億7366万株。