1ドル=154円台まで円安進む 鈴木財務相、改めて市場けん制
外国為替市場で1ドル=154円台まで円安が進んだことをうけ、鈴木財務大臣が改めて市場をけん制しました。
鈴木財務相「しっかりと注視をしております。必要に応じて万全な対応を、しっかりやっていきたい」
円相場が1ドル=154円台まで下落する中、鈴木財務大臣や日銀の植田総裁は17日からアメリカ・ワシントンで行われるG7・G20の財務大臣・中央銀行総裁会議に出席します。
鈴木財務相は為替について、「議題にならなくとも話題にはなると思う」との見通しを示していますが、市場関係者は現在の円安ドル高の傾向が、「会議そのもので何かが変わるとは思えない」と指摘しています。
一方、16日の日経平均株価は一時900円以上値を下げ、2月下旬以来の安値で取引を終えています。