【速報】日経平均株価“暴落”過去最大の下落幅で取引を終える
東京株式市場で日経平均株価は5日、過去最大の下げ幅となり先週末に比べ4451円28銭安い3万1458円42銭で取引を終えました。
1日の下落幅としては1987年にアメリカで株価が大暴落したブラックマンデーの時の下げ幅、終値ベースで3836円48銭を超え、過去最大の下げ幅を更新しました。
日銀の利上げなどをうけて進んだ円高に加え、先週末、アメリカで発表された雇用統計が市場予想を下回ったことをきっかけにアメリカの景気が後退するとの懸念が強まり、ニューヨーク市場では株価が大きく値を下げました。
この流れを受けて、週明けの東京市場も取引開始から全面安の展開となり、急速な円高に引きづられるように売りが売りを呼ぶ「パニック安」の様相となりました。
下落にいっこうに歯止めがかからず日経平均株価は3万2000円を割り込み去年10月以来の安値水準となりました。