経団連会長、第二次石破内閣の発足に「政策本位の議論を期待」
少数与党となった第二次石破内閣の発足について、経団連の十倉会長は、国会で与野党による政策本位の議論を進めてほしいと求めました。
経団連 十倉雅和会長
「(少数与党だと)多様な意見があれば、まずは(国会で)議論しようということですから、政策本位の議論が進むことを期待しています」
十倉会長は、「時間とコストはかかるかもしれないが、むしろ議論が起こることをメリットとして政権運営をやっていただきたい」と述べ、与野党による政策本位の議論を求めました。
特にエネルギー問題や社会保障などの重要政策については、「ばらまきとか耳障りのよい言葉だけでなく、中身もきちんと国民に説明して、かんかんがくがくの議論をしてほしい」と注文をつけました。
一方、十倉氏は、政府が電気・ガス料金の負担軽減策の再開を検討していることについて、「ばらまき的な財政支出は控えるべきだと思う。本当に困っている人に焦点を絞った対策を打つべきだ」と指摘しました。
最終更新日:2024年11月11日 21:41