ダイソン パナソニック“ヘアドライヤー広告”を提訴
ダイソンはパナソニックのヘアドライヤーの広告が不正競争防止法に違反するとして、広告の差し止めなどを求めて東京地裁に提訴しました。
ダイソンの訴えによりますと、パナソニックのドライヤー「ナノケア EH―NA0G」の広告でうたわれている、ナノイー技術が髪の水分量や髪の保護などに与える影響についての表示が、消費者に誤解を与えるものだとしています。
そのうえで、これらの広告が不正競争防止法に違反するとして、広告の差し止めと抹消を求めています。ダイソンは独立した第三者機関による試験結果を、証拠として提出したということです。
ダイソンは、これまでパナソニックに対してこうした主張を伝えてきたが、解決に至らなかったため法的措置を選択した、と説明しています。
パナソニックは「訴状が届いていないためコメントは差し控える」としています。