不要品の回収・選別・再流通に取り組む環境ベンチャー企業と業務連携に関する協定締結 中部電力
中部電力は、不要になった衣服や雑貨を無料で回収し再使用するサービスの事業化を見据えてベンチャー企業と連携協定を結びました。
27日、中部電力は、鹿児島県の不要品の回収、選別、再流通に取り組む環境ベンチャー企業「エコミット(ECOMMIT)」と業務連携に関する協定を締結しました。
エコミットは、2007年創立。自治体や商社、衣料品店などと連携してゴミとして廃棄される衣類やおもちゃなどの雑貨をリユース(再使用)する事業を展開しています。協定では、3月から中部電力グループの関連施設にエコミットが提供する不要品回収ボックスを順次設置します。
また、中部電力の子会社が運営するフードロス削減のために賞味期限が近いといった食品を一般家庭などに届ける宅配サービスの会員を対象に不要になった衣類や雑貨を無料で引き取ってもらえる宅配型の不要品回収サービスも開始するということです。
中部エリアには、エコミットの事業所がないため、代わりに中部電力がリユース事業を担うことができるのか検討していくとしています。