トヨタ「レクサス」初の“ピュアEV”を公開
トヨタ自動車は高級ブランド「レクサス」として初めてとなるバッテリーとモーターで走る電気自動車、いわゆる「ピュアEV」を公開しました。
レクサスが公開した「RZ」。ヘッドライトの間にあるグリルに外からの空気を取り込む穴が開いていないのが、ピュアEVならではの特徴です。温度が上がるエンジンがないため冷却のために空気を取り込む必要がないのです。
一方、車内を見てみると…特徴ある形のハンドルは少し切っただけでタイヤが大きく切れるため、メーターや視界を邪魔せず運転に集中できます。通常の丸いハンドル以外に高性能のハンドルも選べるといいます。
発売時期は未定ですが、今後レクサスから発売されるEVのデザインの礎になるため、注目されています。
一方、レクサスが秋ごろモデルチェンジするSUV「RX」に新たに導入される、外部から充電できるプラグインハイブリッド車も公開されました。
IEA=国際エネルギー機関が今月、発表した報告書によりますと、2021年に世界で販売されたEVとプラグインハイブリッド車は合わせて660万台となり、前の年の2.2倍に増えています。
レクサスは2035年には世界中で販売する自動車のすべてを電動車にするとしています。