三井住友銀行にカフェやコワーキングスペース 大手銀行で店舗のあり方見直す動き広がる
大手銀行の間で、より多くの人に訪れてもらうよう店舗のあり方を見直す動きが広がっています。
記者
「銀行のATMのすぐそばには、広々と人々が集まれるカフェラウンジがあります」
三井住友銀行が来週月曜日から開設する渋谷の店舗には、銀行の窓口の横にカフェが併設されるほか、コワーキングスペース、貸金庫があった場所をリノベーションした個室スペースなどが備わります。
口座開設手続きや資産運用の相談など、通常の銀行業務も行いますが、多くの人が銀行を訪れるきっかけを作ることが狙いです。
キャッシュレス決済やネットバンキングの普及で、現金のやりとりのために店舗を訪れる利用者が減少傾向にある中、大手銀行の間では、店舗のあり方を見直す動きが広がっています。