円高急伸、一時1ドル=151円台に 2週間で約10円上昇
外国為替市場で急速に円高が進み、午後には一時1ドル=151円台をつけました。
円相場は今月上旬には、1ドル=162円に迫り、およそ37年ぶりの円安水準となっていましたが、その後、急速に円高が進み、25日午後には一時、151円台をつけました。2週間でおよそ10円も上昇したことになります。
日銀が早期に利上げを行うとの観測から、ドルを売って円を買う動きが加速したものです。
この円高やアメリカの株安などを背景に、東京株式市場では輸出関連株や半導体関連株が大幅に下落しました。日経平均株価は一時1300円以上、値下がりし、終値としておよそ3か月ぶりに3万8000円を割り込みました。