日経平均“先行き期待感も相場を引き上げ” 5営業日連続で取引時間中、終値ともバブル期後の最高値を更新
日経平均株価が上昇し、一時3万6000円を超えました。5営業日連続で取引時間中、終値ともにバブル期後の最高値を更新しています。
15日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は3万5901円79銭となりました。1990年2月以来、およそ34年ぶりの高値水準で、バブル期後の最高値の更新は5営業日連続となります。
外国為替市場で円安が進んでいることなどから、これまで割安だった銘柄を中心に買い注文が入り、一時は3万6000円の大台に乗りました。日本株の先行きへの期待感も相場を引き上げています。
市場関係者は「過熱感への警戒もあるが、新NISA制度開始で個人投資家の買い注文なども相場を押し上げている」と話しています。