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GW前に“牛乳イベント”開催 消費拡大を呼びかけ

2022年4月15日 17:19
GW前に“牛乳イベント”開催 消費拡大を呼びかけ

神奈川県横浜市のデパートで開かれている「大北海道店」では、コクのあるソフトクリームに、放牧牛乳を使ったマドレーヌをトッピングしたイチゴサンデー、北海道産クリームチーズを使ったスイーツなど、牛乳を使った“ミルクグルメ”が揃えられています。

その狙いは――

高島屋横浜店 食料品催担当係長・山本泰久さん
「コロナ禍でイベントや観光地に直接足を運ぶことが少なくなるなかで、生乳の廃棄問題も同時に並行して課題であると考え、今回、乳の魅力もお伝えできればなと思う」

春は生乳の生産量が増える時期ですが、コロナによる飲食業の低迷に伴い牛乳の消費量は減少。さらに、大型連休など学校給食がなくなる時期は余剰が出やすく、廃棄しなければならないおそれもあり、農林水産省は牛乳の消費拡大を呼びかけています。

横浜高島屋では、子どもから大人まで楽しめるミルクグルメを多数用意することで、牛乳の消費につなげたいとしています。

イベントでは、牛乳をより深く味わえる商品も登場。見た目は一緒ですが、ホルスタイン、ジャージー、ブラウンスイスと牛の品種が違う“飲み比べセット”です。

実際、比べてみると――

山田慧子記者
「ホルスタインはすっきりとした口当たりの一方で、ジャージーは生クリームのような濃厚な味わいです」

北海道の魅力のひとつ「牛乳」にスポットをあてたこのイベントは、感染対策を徹底し、18日まで行われます。