安倍元首相銃撃 経済同友会セミナーで企業経営者らにも衝撃走る
8日、安倍元首相は奈良県内で演説中に銃撃されました。事件の一報を受けて、長野県で集中討議の合宿を行っている経済同友会の夏季セミナーでは、企業経営者らの間に衝撃が走りました。
ローソン・竹増貞信社長「ちょっと、本当にショックという言葉しかないですし、許されないこと。言葉が出てこないですね(アベノミクスなど手腕について)そういうことにはちょっと思いが及ばないです。まず必ずしっかり元気になってほしい」
ブイキューブ・間下直晃会長「まさにテロみたいなもので、本当に許されるべきものではない。言論には言論で対抗すべきと思っています。日本でこれが起きたということが本当に衝撃的でもあり、ビジネス環境も含めて、日本の安心安全みたいなところも崩れていくリスク、こういったところも大変心配」「まずは安倍さんが助かることをお祈りしたいと思いますし、これと同じことが起きないような環境作りをしっかりしていくこと必要が、ビジネス的観点からも十分あるんじゃないかなと思っております」
ロッテホールディングス・玉塚元一社長「本当に心配。やっぱりすばらしい元総理大臣だったと思いますし、本当に尊敬している。あってはならないですよね。許しがたいです」
大和証券・田代桂子副社長「今状況がわからない中ですが、治安セキュリティーの観点から要職の方がこのような目にあわれるのは一国民としては非常にショックです。わたしは『Japan is back』と安倍さんが言ったときに生で安倍さんを見たんですけど、株式市場もそれから反応したので非常に功績がある方だと思いますし、それをきっかけに自信をつけて三本の矢は誰もが知ってるような施策だった。すごく大きな貢献があったと思います」