NTTデータ“睡眠中に体のデータ収集”カプセルホテルをメディア公開
NTTデータがホテル業界に参入し、“寝ている間に体のデータを収集するカプセルホテル”をメディア公開しました。
9日にオープンするカプセルホテルでは、枕元には赤外線カメラと集音マイク、シーツの下には体の動きを検知するセンサーが設置されています。
宿泊客は、いびきの回数や異常な心拍の回数、呼吸が止まっていた時間などのデータを受け取ることができます。
NTTデータ 食品・飲料・CPG事業部 横堀涼統括部長
「睡眠の解析をしてもらうことで、何かの異常、睡眠に関する課題というのを、データとして見える化できるというのが非常に大きいところですので」
このホテルを開業するNTTデータは、良質な睡眠を取れていない日本人が多いとして、改善のためのサービスを提供していきたい狙いです。
睡眠状態を分析する“スリープテック”のシステムやサービスの市場規模は年々増加していて、2026年には去年のおよそ1.6倍の175億円ほどに膨らむと見込まれています。