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“節電”の夏 企業が新サービス 夕方に“セール”や節電ポイントで“ギフト券”も…

2022年7月14日 20:15
“節電”の夏 企業が新サービス 夕方に“セール”や節電ポイントで“ギフト券”も…

電力需給のひっ迫が心配される今年の夏。さまざまな企業が節電への取り組みを行っています。さらに、節電することでギフト券と交換できるというサービスも始まっています。

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節電が求められる、今年の夏。全国のイオンモールで新たな取り組みが行われています。

イオンモール・CX創造本部 佐久間達也さん
「特に電力のひっ迫が予想される午後4時台以降にそういった(セールなどの)取り組みを行うことで、ご家庭の節電、省エネにつなげていただきたいと」

電力消費の多い夕方にセールなどを行うことで、買い物客を店内に呼び込み、家で電気を使わない時間にしてもらおう、というのです。

館内は換気の徹底や、混雑状況の公開などをすることで、感染対策をより一層、徹底するといいます。

さらに長く安心していられるようにこんな部屋も用意しました。

イオンモール・CX創造本部 佐久間達也さん
「自習室に開放するなどの取り組みを行っています」

千葉市にある店舗ではワクチン接種会場になっているスペースを、他の店舗ではWi-Fi完備の自習室として活用。買い物中でも、子どもが勉強できるようにしているということです。

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節電への取り組みは、電力会社でも行われています。

東京ガスリビング戦略部 大内捷さん
「節電チャンスという時間帯が、その“ポイント対象”の判定期間で」

東京ガスが始めるのは、指定時間帯に「節電」すると、その量に応じて「節電ポイント」がもらえるというサービスです。(受け付け・18日まで 期間・7/27~9/23)

東京ガスリビング戦略部 大内捷さん
「結果として電気が節電になっておりますので、電気代自体も安くなる。(節電ポイントと)2点が大きなメリットかなと」

一定量たまるとボーナスもあり、1ポイント=1円換算で「Amazonギフト券」と引き換えられます。

こうした取り組みは、電力会社にもメリットがあります。

節電プログラムをつくる会社が見せてくれたのは、時間ごとに電力の仕入れ値を示したグラフです。需要が高まる夕方に、仕入れ値が200円だった場合、電力会社はおよそ70円の赤字になります。

そこで、時間指定でポイントをつけるサービスをすることで…

エネチェンジ 山口達也さん
「高く買ってきて安く売らないといけない時間帯に(電気の)使用量が下がれば、赤字になるリスクを減らしていける」

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7月に入り、電力需給は安定していますが、無理がなく、ちょっとお得な節電のやり方を探してみてはいかがでしょうか。

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