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【解説】家電メーカーが投稿「エアコン節電方法」とは? “梅雨明け”当日に「電力需給ひっ迫注意報」

2022年6月27日 20:04
【解説】家電メーカーが投稿「エアコン節電方法」とは? “梅雨明け”当日に「電力需給ひっ迫注意報」

急激な気温の上昇に伴って、政府は「電力需給ひっ迫注意報」を初めて発令しました。「猛暑の中…電力“注意報”」「ちょっとした節電方法」「掃除も効く!」、以上の3つのポイントについて解説します。

■関東甲信“梅雨明け”当日に…「電力需給ひっ迫注意報」初の発令

気象庁は27日、九州南部・東海・関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。関東甲信地方は、1951年の統計開始以来、最も早い梅雨明けです。さらに、東京都心は3日連続で猛暑日となり、6月の猛暑日数の最多記録を更新しました。

そして、梅雨明けの発表と暑さに重なったのが、初めてとなる「電力需給ひっ迫注意報」の発令です。東京電力管内の関東1都6県、山梨・静岡の一部が対象となります。

経済産業省は、27日午後3時から午後6時ごろの時間帯で、無理のない範囲で節電を行うよう呼びかけています。

電力需給ひっ迫注意報とは、一体何でしょうか。

電力供給予備率が5%を下回ると「注意報」、3%を下回ると「警報」となります。午後3時から午後6時ごろの時間帯は、夕方とはいえ、昼間に高まった電力の需要が続いてます。太陽光発電は、日が落ちる時間帯は発電量が減ってしまいます。このギャップで、午後3時から午後6時ごろの時間帯は、電力需給が厳しくなるということです。

東京電力パワーグリッドのホームページで閲覧できる「でんき予報」によると、27日午後3時から午後4時までの実績は、89%でした。100%を超えると大規模停電になるおそれがあるということで、他の電力会社から電力の融通を受けるなどして、補っていくことになります。

■コンビニでも節電対策

電力需給ひっ迫注意報の発令を受けて、企業も対応しています。

コンビニエンスストア「セブン-イレブン」では、電力がひっ迫する見込みの午後3時から午後6時の間、電気フライヤーによる揚げ物の仕込みを中止しています。ドリンク類の補充についても、なるべく午後3時から午後6時の時間帯を避けて、冷蔵エリアのドアの開閉を減らすことで、節電しようとしています。

他にも、「トイレの便座の暖房を切る」、「給湯ポットは1台で運用」などの対策を行っています。セブン-イレブンでは、首都圏を中心に1都8県の約8800店舗で取り組むということです。

■家庭でできる節電方法とは?

家庭できる節電方法について、みなさんはどのように節電しているのでしょうか。家電レンタルなどを行う会社「Picky’s」のアンケートによると、「どのような方法で、電気代を節約していますか?」の質問に対して、次のような回答結果になりました。

1位
「照明や家電の電源をこまめに切る」

2位
「使わない家電のコンセントを抜く」

3位
「エアコンを使わないように」

4位
「エアコン等の温度設定を高めに」

3位・4位となったエアコンは、今の時期は消すのではなく、上手に使ってください。

7位
「深夜に洗濯機を回す」

夜に電気代が安いプランに加入している場合、お得になります。他にも、次のような回答もありました。

7位(同率)
「家にいる時間を減らし、早く寝る」

10位
「家族と同じ部屋で過ごす」

■“無理のない節電方法” 経産省が呼びかけ

経済産業省は“無理のない節電方法”を呼びかけています。課題であるエアコンについては、猛暑日が続く今の時期は使ってほしいため、それ以外に絞って紹介します。

照明は、リビングなどの明るさを下げるだけで、2.5%の節電効果となります。

冷蔵庫の温度設定を「強」から「中」に下げ、扉を開ける時間を減らし、物を詰め込みすぎないといった対策を積み重ねた場合、1.2%の節電効果となります。

テレビは「省エネモード」に設定し、画面の明るさである「輝度」を抑えて、見ていない時は消すことで、2%の節電効果となります。

消費電力が大きい電子レンジ・ホットプレート・ドライヤー・アイロンなどについては、「電力ひっ迫時は、無理のない範囲で使用を控えてほしい」と呼びかけられています。

■家電メーカーのツイートが話題「エアコンの節電方法」

消費電力が一番大きいのは、やはりエアコンです。「電気代も何とか抑えたい」という人も多いと思われます。家電メーカーのシャープがツイッターに投稿し、話題となっている「エアコンの節電方法」を紹介します。

シャープのツイッター(6月25日投稿 ※原文ママ)
「だいたいどこのエアコンも、前面のパネルをぱかっと開ける→フィルターを取る→掃除機で埃を吸う→水洗い→陰干し→フィルターをつける、でOKです。やったことない人はこれだけでそうとう電気代が下がるはず」

今すぐは無理でも、電力がひっ迫しやすい夏を乗り切るために、やってみるといいと思います。

     ◇

夏本番が異様に早く始まることになってしまいました。私たちの節電意識も、根気よく、長く続ける必要があります。まずは、今週、暑さが続きますので、節電を心がけてください。

(2022年6月27日午後4時半ごろ放送 news every.「知りたいッ!」より)