萩生田経産相 夏の“電力ひっ迫”大手電力会社に協力求める
来月1日から7年ぶりに全国で節電要請期間が始まるのを前に、萩生田経済産業相が大手電力会社の社長らと会合し、夏の電力ひっ迫に備えて協力を求めました。
萩生田経産相「電力各社の協力が必要不可欠です。引き続き電力需給対策に万全を期してまいりたいと思いますので、みなさんのご協力を改めてお願い申し上げます」
萩生田経産相は、この夏の電力ひっ迫を乗り切るために発電所のトラブルないよう大手電力各社に管理の徹底を求めました。
また、東京電力などが来月から始める、節電に協力するとコンビニなどで使えるポイントが付与されるサービスについては、政府も連携して取り組みを広げたいと述べました。
これに対し、大手電力会社でつくる電気事業連合会の池辺会長は、電力の安定供給のため需給両面で対策し、最大限取り組むと応じました。
政府は、この夏が猛暑になった場合、特に東北・東京・中部電力管内で電力がひっ迫する可能性があるとしています。