この夏の電力ひっ迫が懸念されるなか、東京電力が、節電に協力するとポイントが付与されるサービスを発表しました。

「夏の節電チャレンジ2022」として発表されたのは、利用者の節電の度合いに応じてポイントが付与されるサービスです。

東京電力から事前に電力のひっ迫が予想される時間帯がメールで通知され、その時間帯に節電に協力すると節電量に応じてポイントが付与される仕組みです。

ポイントは、nanacoポイントやPontaポイントなどに交換することができ、ポイントでの支払いなどに使えます。

東京電力は、このサービスを使ってもらうことで、「家庭での無理のない範囲での節電に協力いただき、省エネ・節電の取り組みを拡大したい」としています。

サービスは、東京電力が指定する料金プランの利用者が対象で、実施期間は今年7月1日から9月30日までの予定です。

電力需給をめぐっては、今年の夏が猛暑となった場合、東京電力管内では電力の余力が3.1％と、安定供給に必要な3％に迫っていて、政府は7日、7年ぶりに全国規模の節電要請を出すことを決定しています。