水産業応援へ「ワタミ」北海道産ホタテ使用の8メニューを11日から販売へ
処理水放出の影響で風評被害に苦しむ日本の水産業を応援しようと大手外食企業が乗り出しました。
外食チェーンを展開する「ワタミ」は、北海道産のホタテを使った8種類のメニューを11日から系列店舗で販売することを発表しました。
その理由が――
ワタミ代表取締役会長兼社長・渡邉美樹氏
「中国に行くはずだった水産物が日本で非常に在庫が余っている。それに対して応援しようと」
処理水放出で中国が日本の水産品を全面的に輸入禁止にしたことで、大量に在庫がでるおそれのあるホタテなどの消費を促し、水産業を支援したい考えです。
今回のメニューは20日までですが、影響の長期化が懸念されているため、継続して水産業応援のキャンペーンを行っていくということです。