県内の景気判断2期連続で据え置き「持ち直しの動きが見られる」 日銀福井事務所
日銀福井事務所は県内の景気判断について、一部で能登半島地震の影響があるものの、「持ち直しの動きがみられる」との判断を2期連続で据え置きました。(2月17日)
日銀福井事務所は3か月に1度、県内の景気判断を発表しています。
個人消費については、地震の影響でホテル・旅館の宿泊客数が減少するなどして、弱い動きとなる一方、生産に関しては電子部品やデバイスなどの分野で持ち直しているとしています。
日銀は今後の見通しについて、北陸新幹線の県内開業や観光支援策「北陸応援割」などがプラス効果を持つ一方、物価上昇分を上回る賃上げが行われるかが景気を大きく左右するとみています。