「福島県の農産物のすばらしさを」雪下キャベツを運んだのは…特急列車 福島
会津の新鮮な野菜が東京へ…運んだのはトラックではなく、列車でした。その狙いとは、一体?
南会津町の会津田島駅です。法被を着た県職員が持っていたのは…キャベツ!冬の会津野菜としておなじみの雪下キャベツです。これを運んだのが、東武鉄道の特急リバティ会津。実は28日、トラックに変わる新たな輸送手段として特急列車で野菜を運ぶ実験が行われたんです。物流の停滞が懸念されている「2024年問題」を受けた試みで、キャベツ9玉が東京にある県のアンテナショップ「日本橋ふくしま館MIDETTE」で販売されました。
■県 農産物流通課 鈴木 健二さん
「福島県の農産物のすばらしさをおいしさというものを全国の皆さんに認識してもらいたいと考えています」
実験は、東武鉄道と県などが協力して行ったもので、雪下キャベツはハーフサイズで410円。1玉では680円で販売されたということです。
最終更新日:2025年1月28日 18:53