ラーメン店倒産の波が…福島県内にも 「1000円の壁」が立ちはだかるなか対策は?
原材料価格の高騰などを背景に全国ではいま、ラーメン店の倒産が増えているといいます。
その波は、ラーメンの激戦区でもある福島県内にも押し寄せていました。
福島が誇る喜多方ラーメンに!白河ラーメン!
福島県内にはご当地ラーメンがたくさんあって、「ラーメンどころ」と言っても過言ではないほど、ラーメンは身近な食の1つですが…。
全国に目を向けてみるとそのラーメン店がいま、危機に直面しています。
民間の信用調査会社「東京商工リサーチ」によりますと2024年、全国で倒産したラーメン店は57件と過去最多に。
多くが販売不振によるものでした。
この波は「ラーメンどころ福島」にも押し寄せていました。
二本松市などで7店舗の店を経営するラーメン店を取材すると…。
■エフスリーインク 山本 一平代表
「小麦、豚肉、調味料関係、野菜も上がっている」
真っ先に口にしたのがやはり「原材料価格の高騰」です。
こちらの店では仕入れ価格が2年前と比べて倍ほどに跳ね上がっているといいます。
さらに…。
■ 山本 一平代表
「コロナ融資によって3年間の無利子制度が終わって(返済できない)飲食店の倒産多くなっている印象」
コロナ禍で融資を受けた事業者は返済に追われ、そのうえ急激な物価高と人手不足が経営に重くのしかかっているのです。
その分、ラーメンの価格に上乗せしたいところですが…。
■ 山本 一平代表
「価格改定した後は、お昼や夜のお客さんが減っている印象」
「ラーメンは1000円を超えると客が来ない」。
ラーメン業界では「常識」ともされるいわゆる「1000円の壁」もあって値上げをすれば良いという問題でもないのです。
こちらの店でも同じラーメン店仲間と情報を交換しながら価格の設定や仕入れ業者を選ぶなどしてやりくりをしているそうです。
そのうえで消費者のお財布に優しいメニューの開発にも力を入れています。
例えば、価格を圧迫する「スープ」を使わない「まぜそば」もその1つ。
■山本 一平代表
「皆さまの生活の一部になれるように、今後も美味しくてしっかりした一杯を作っていく」
ふくしまの私たちにとって身近な食の1つ「ラーメン」。
その文化を守ろうと、ラーメン店の懸命な努力が続いています。
その波は、ラーメンの激戦区でもある福島県内にも押し寄せていました。
福島が誇る喜多方ラーメンに!白河ラーメン!
福島県内にはご当地ラーメンがたくさんあって、「ラーメンどころ」と言っても過言ではないほど、ラーメンは身近な食の1つですが…。
全国に目を向けてみるとそのラーメン店がいま、危機に直面しています。
民間の信用調査会社「東京商工リサーチ」によりますと2024年、全国で倒産したラーメン店は57件と過去最多に。
多くが販売不振によるものでした。
この波は「ラーメンどころ福島」にも押し寄せていました。
二本松市などで7店舗の店を経営するラーメン店を取材すると…。
■エフスリーインク 山本 一平代表
「小麦、豚肉、調味料関係、野菜も上がっている」
真っ先に口にしたのがやはり「原材料価格の高騰」です。
こちらの店では仕入れ価格が2年前と比べて倍ほどに跳ね上がっているといいます。
さらに…。
■ 山本 一平代表
「コロナ融資によって3年間の無利子制度が終わって(返済できない)飲食店の倒産多くなっている印象」
コロナ禍で融資を受けた事業者は返済に追われ、そのうえ急激な物価高と人手不足が経営に重くのしかかっているのです。
その分、ラーメンの価格に上乗せしたいところですが…。
■ 山本 一平代表
「価格改定した後は、お昼や夜のお客さんが減っている印象」
「ラーメンは1000円を超えると客が来ない」。
ラーメン業界では「常識」ともされるいわゆる「1000円の壁」もあって値上げをすれば良いという問題でもないのです。
こちらの店でも同じラーメン店仲間と情報を交換しながら価格の設定や仕入れ業者を選ぶなどしてやりくりをしているそうです。
そのうえで消費者のお財布に優しいメニューの開発にも力を入れています。
例えば、価格を圧迫する「スープ」を使わない「まぜそば」もその1つ。
■山本 一平代表
「皆さまの生活の一部になれるように、今後も美味しくてしっかりした一杯を作っていく」
ふくしまの私たちにとって身近な食の1つ「ラーメン」。
その文化を守ろうと、ラーメン店の懸命な努力が続いています。
最終更新日:2025年2月25日 18:45