社会課題の解決に取り組む起業家などを応援する、「若者力大賞」の表彰式が開かれました。「おてつだい」の募集で、地域と人を結びつける取り組みなどが受賞しました。

社会課題の解決に向けた若者の活動を応援する「若者力大賞」。

若者力大賞　おてつたびCEO・永岡里菜さん
「地域にある人手不足って、人と人が出会えるチャンスにも変えられるんじゃないのかなと」

有名ではない地域でも、「お手伝い」を必要としている店や農園などと、お手伝いしに訪れようという「人」を結びつける「おてつたび」の取り組みを行っている永岡里菜さんが大賞を取りました。

また、「医療現場を知った上で医師を目指してほしい」という思いから、高校生に1週間、病院での医療体験の機会を提供している団体も受賞しました。

Touch the Future理事長　土井毅さん
「（高校生には）患者さんの心の中にある本当の願いはなんなのか。“患者さんをこの一週間で少しでも幸せにしてください”。そんなミッションが与えられます」

福島の被災地復興に向け、地域の人たちがビジネスを生み出していくのが当たり前の風土をつくろうと取り組む若者も受賞しました。

このイベントを主催している日本ユースリーダー協会は、こうした、「社会課題の解決に正面から取り組んでいる若者に、関心を持ってもらいたい」と応援を呼びかけました。