観光客を対象に「旦過のおはこ」実証実験 好きな食材を購入して自分だけのお弁当を 北九州市
大規模な火災後の再整備が進む北九州市小倉北区の旦過市場で、新たな取り組みです。各店舗の食材を自由に詰めて弁当を作ることができる実証実験が始まりました。
■観光客
「おいしいですね。」
■市場の人
「これが小倉の郷土料理。絶対に入れた方がいい。」
1日、北九州市の旦過市場で始まったのは、「旦過のおはこ」と名づけられた実証実験です。
■永石莉里子記者
「弁当箱を手にして、市場に並ぶ食材を詰めらることができます。レンコン1つ、お願いします。」
「旦過のおはこ」は、主に観光客を対象に、旦過市場の各店舗に並ぶ新鮮な食材や地元の料理を、思い思いに弁当箱に詰めて味わってもらうことで、新たな人の流れにつなぐことが狙いです。
弁当箱は無料で、食材や料理は各店舗で会計します。
■東京からの観光客
「商店街だと食べるところがなかなか無いので、こういうイベントがあってよかったと思います。」
■韓国からの観光客
「おでんとか揚げ物もおいしい。」
「おいしい、おいしい。」
訪れた人たちは食事を楽しんだ後、意見や感想をアンケート用紙に書いていました。
■九州まぐろ 旦過店・後藤聡志統括部長
「お客さんの声をしっかり聞いて、お客さんの要望に応えられるようにしていきたい。」
実証実験は、水曜、日曜、祝日をのぞく毎日行われ、午前の部が先着20人、午後の部が先着10人を対象に、2月20日まで行われます。