「TSMC効果を県南に」八代市の高速IC近くに工業団地整備 熊本県と八代市が覚書
熊本県庁で行われた締結式では、熊本県の木村敬知事と八代市の中村博生市長が覚書を交わしました。
覚書では、県が八代市岡町周辺の25ヘクタールの土地に約35億円かけて新たに工業団地を整備。八代市は敷地内にある市の土地を県に無償で譲渡するとしています。
工業団地の予定地は、九州自動車道八代インターチェンジから北側に2キロほどの場所で、東京ドーム約5個分の広さにあたります。また、物流拠点の八代港までは約15キロと、交通アクセスが良いことなどからこの場所を選んだということです。予定地の多くは現在、田んぼや畑として使われているということです。
■熊本県 木村敬知事
「鉄道・高速・港という全てのインフラを備えている八代を軸に、しっかりと県南振興・TSMC効果を全県に波及させていきたい」
熊本県は2028年度の分譲開始を目指しています。