新千円札の顔・北里柴三郎 出身地の小国町で『特別な千円札』を展示
新紙幣の発行から一夜明けた4日、千円札に肖像画が使われた北里柴三郎の出身地、小国町で、日本銀行から贈られた“特別な千円札”がお披露目されました。
小国町にある北里柴三郎記念館。新紙幣の発行から一夜明け、小国町の渡邉誠次町長から北里柴三郎のひ孫で館長の英郎さんに新千円札が手渡されました。
■北里柴三郎記念館 北里英郎館長
「ありがとうございます。大事に飾らせていただきます」
実はこの千円札は、日本銀行がお札の肖像の人物にゆかりのある自治体や団体などに贈呈している若い番号の紙幣なんです。
■北里柴三郎記念館 北里英郎館長
「番号は5」
記念館では、4日から「AAの5AA」と記された紙幣の展示が始まりました。
■来館して撮影する女性
「すいません、最初に失礼いたします。きゃー」
■来館した男性(写真を撮ってお辞儀)
「いやいや、ありがたい。ナンバー5ですので、肥後の「ご」、旧制「五」高だし、すごいなと思います」
■北里柴三郎記念館 北里英郎館長
「栄誉でありますし、生誕地に若い番号きたんだなと皆さんに見ていただきたい」
さらに若い番号の千円札は、日本銀行の貨幣博物館などに展示されるということです。