【新紙幣】熊本では3日に通常の8.3倍の約250億円発行 千円札は北里柴三郎
3日、20年ぶりに新しい紙幣が発行されました。熊本県内では約250億円分の新紙幣が発行されました。
熊本市中央区の日本銀行熊本支店では、3日午前8時から金融機関への新しい紙幣の引き渡しを開始しました。
紙幣のデザイン変更は20年ぶりで、今回は偽造防止に加え、数字を大きくするなど障害者や外国人などにも優しいユニバーサルデザインの導入が主な目的です。新しい千円札には、小国町出身の細菌学者北里柴三郎の肖像画が採用されています。
■日銀熊本支店 田原謙一郎支店長
「小国町出身の北里柴三郎博士の肖像の紙幣がこれからたくさんの人に使っていただけることはとても光栄。流通していくための私たちとしての仕事をやっていきたい」
日銀熊本支店は、3日の一日だけで通常の発行額の8.3倍にあたる約250億円分の新紙幣を発行しました。