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震度7を観測した益城町で2月に産業復興エキスポ 台湾の企業も出展予定

2024年1月25日 18:02
震度7を観測した益城町で2月に産業復興エキスポ 台湾の企業も出展予定
熊本地震などからの復興を発信するとともに、半導体関連産業をはじめ約270の企業や団体が一同に集まるイベントが、2月、益城町のグランメッセ熊本で開かれます。台湾の企業も出展予定で、熊本県はイベントを通じて、さらなる産業の集積につなげたいとしています。

「くまもと産業復興エキスポ」は、県が2月28日と29日の2日間、8年前の熊本地震で震度7を観測した益城町にあるグランメッセ熊本で初めて開きます。会場では、熊本豪雨や熊本地震からの復旧や復興の過程を紹介する自治体のブースや、半導体関連企業などあわせて約270の企業や団体が出展し、商品の展示や商談が行われます。このうち、台湾からは約30の企業や団体が出展を予定しています。

県は、台湾の出展企業の中には県内企業との取引を見据え交流を望む声もあり、相互理解を深める機会にしたいとしています。イベントでは、災害からの復興への取り組みや半導体関連産業をテーマにした講演会も予定されています。

一方、菊陽町にある台湾半導体メーカー、TSMCの工場は2月24日に開所式が行われます。熊本県の蒲島知事は、25日の定例記者会見で開所式に出席することを明らかにした上で、第2工場の進出に期待感を示しました。
■熊本県 蒲島郁夫知事
「100年に一度のビッグチャンスの第一歩を踏み出すと思う。2番目の工場の投資も含めて、前に前に動くことを期待している」
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