北陸電力の電気料金は、政府の補助金終了に伴い、今年6月の使用分から値上げとなる予定です。家庭向けの料金で平均の値上げ幅は去年の同じ月と比べて17.5パーセントとなる見通しです。

電気料金の値上げは、エネルギー価格の負担軽減策として政府が支給している補助金が廃止されるためです。

6月の使用分として7月に請求される家庭向け電気料金は、大手電力会社10社すべてで値上げとなる見通しです。

北陸電力の値上げ幅は、貿易統計の速報値から算出すると、去年の同じ月に比べて平均で17.5パーセントです。

標準的な家庭で試算すると、6月の使用分の料金は5月と比べて402円高くなる見込みです。

北陸電力によると、火力発電の燃料となる液化天然ガスなどの輸入価格の状況により、5月末には値上げ幅が確定するということです。