家計に負担ずしり 6月請求分から電気料金値上がり見込み 北陸電力
燃料価格の高騰に伴い、電気料金を抑える政府の補助金が、来月=5月の使用分で半減するため、6月の請求分から電気料金が値上がりする見込みです。
電気料金は、基本料金と使用した電気に対する電力量料金などから構成されていて、政府の補助金は、電力量料金の燃料費調整額に反映されてきました。
この補助金は、5月の使用分で、これまでの1キロワットアワー3.5円から1.8円へ半減します。
このため、北陸電力の試算では、標準家庭向けの5月の使用分が、速報値として363円値上がりする見込みです。
これは、火力発電の燃料となる液化天然ガスなどの輸入価格の下落分より、補助金の半減による負担の増加が上回るためです。
政府の補助金は、5月の使用分を最後に廃止されるため、6月の使用分も家庭の負担が拡大しそうです。