JA黒部 ガソリンスタンド 50代社員が260万円着服
黒部市農業協同組合は10日、子会社が経営するガソリンスタンドで50代の社員が266万円あまりを着服していたと発表しました。
組合によりますと「JAくろべサービス」が経営するガソリンスタンドで50代の一般社員が、2019年6月からおよそ4年3か月にわたり、客から集金した売上金あわせて266万円あまりを着服していました。
この社員は、灯油などの売上金を扱う立場で、複数の顧客との取引であわせて146回着服をしていました。社員は着服を認めていて生活費や借金の返済に充てていたと話しているということです。全額弁済されていることなどから組合は刑事告訴をしない方針です。
また、このほかに2017年に、当時の新三島支店で本人確認を行わずに共済契約を行った事案があったこともわかりました。
組合は、第三者委員会を設け再発防止を図るとしています。