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2024年度第一四半期は減収減益 北陸電力連結決算 燃料費調整額減など要因で

2024年7月30日 18:08
2024年度第一四半期は減収減益 北陸電力連結決算 燃料費調整額減など要因で

北陸電力は30日会見を開き第一四半期の連結決算について「減収減益」になったと発表しました。

北陸電力の2024年4月から6月の第一四半期の連結決算は、売り上げにあたる営業収益が1876億円と前の年の同じ時期と比べ53億円減りました。

また経常利益は352億円と前の年の同じ時期に比べ57億円減りました。

総販売電力量は増えたものの、燃料調達の時期と電気料金に反映する時期のずれ=いわゆる「燃料費調整額」の収入が減ったことを要因にあげています。

第一四半期の純利益は264億円と前の年の同じ時期に比べ39億円減り、この時期としては2021年度以来3年ぶりの減収減益となりました。

また原子力規制委員会が7月26日、日本原子力発電の敦賀原子力発電所2号機について「原発の新しい規制基準に適合しない」と結論付けたことの受け止めを問われ、松田光司社長は「受電会社の一つとして今回の判断は重い」とし「日本原子力発電は再調査を申請しているので中身を聞いたうえで技術的にサポートしたい」と述べました。

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