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“ライドシェア”県内でも開始へ 富山交通が導入意向 早ければ5月下旬にも

2024年4月25日 19:19
“ライドシェア”県内でも開始へ 富山交通が導入意向 早ければ5月下旬にも

「日本版ライドシェア」が県内でも始まります。

「ライドシェア」は、タクシー会社の管理のもと一般のドライバーが自家用車を使い有料で乗客を運ぶサービスで、富山市のタクシー会社富山交通が導入する意向であることがわかりました。

早ければ5月下旬にもスタートします。

日本版ライドシェアは、タクシー会社の運行管理のもと地域や時間帯を限定して行われるもので、東京や神奈川などでは4月から始まっています。

県内では4月16日、富山交通が国土交通省の富山運輸支局に導入する意向を伝えました。県内では初めてです。

背景にはタクシー業界のドライバー不足があります。

富山交通 土田英喜社長
「なかなか人手不足で、応募も伸び悩んでいる状況です。会社としての安全を担保しつつ、お客さんを運ぶ仕事に社会的に意義があるし、次のステップとして、タクシー乗務員に向けてチャレンジしていただくきっかけにならないかということで、会社としては手をあげさせていただいた」

富山運輸支局によりますと、富山交通が導入する場合、時間帯は金曜日と土曜日の午後4時台から翌日の午前5時台に限定するということです。

また、運行エリアは、出発か到着、どちらかが富山市内となる見込みです。KNBの取材ではこれまでに導入する意向を示しているタクシー会社は県内では富山交通のみです。

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