六ヶ所再処理工場の新しい完成目標に向け「責任を持って確実に進める」日本原燃の増田社長
エネルギー関連施設を巡り県議会の特別委員会で質疑が行われました。 日本原燃の増田社長は六ヶ所再処理工場の新しい完成目標に向け「責任を持って確実に進める」と述べました。
六ヶ所再処理工場は完成目標の延期を27回繰り返しています。特別委員会では8人が質問し延期の理由や影響などをただしました。
★自民党 菊池勲県議
「たび重なる竣工時期の見直しは県民に不安を与えるものと思うが事業者としてどのように考えているのかおうかがいします」
★日本原燃 増田尚宏社長
「日本原燃社長として1日でも早く信頼を回復すべく新たな竣工目標に向けた取り組みを安全性を重視し責任を持って確実に進めてまいります」
延期の原因は計画的な審査対応ができなかったためだと説明しました。また先月使用済み核燃料が入った専用容器が搬入されたむつ中間貯蔵施設は今月11日に最終の検査が終わる見込みで、搬入以降、環境に影響は確認されていないということです。