“全国初の特例法適用”青森みちのく銀行の窓口営業が開始 石川頭取は「責任は格段に重くなっている」
全国で初めて特例法が適用された新しい銀行「青森みちのく銀行」です。 窓口の営業が始まり石川頭取は地域産業や経済の底上げに取り組むと決意を述べました。
青森みちのく銀行の本店で行われたセレモニーではテープカットが行われたほか、書道家が運営会社のプロクレアホールディングスの経営理念「挑戦」と「創造」の字をしたためました。
★青森放送 油川修一記者
「青森みちのく銀行がついにスタートしました」
午前9時本店のシャッターが上がり、窓口には営業開始から利用客が次々と訪れていました。
★利用客
「(合併で)使いやすくなりました」
「大きな銀行二つが一つになったのでもっともっと活性化の意味で頑張ってもらいたい」
青森みちのく銀行は148店舗、従業員およそ2,300人でスタートしました。
同一地域の銀行再編を認める特例法が適用された初めてのケースで、貸出金シェアは7割を超えます。
★青森みちのく銀行 石川啓太郎頭取
「1行になって責任は格段に重くなっていると思っています。地域の産業、経済の底上げにしっかり取り組んでまいりたい」
一方、旧みちのく銀行のATMでトラブルが発生し、入金がカードでは取り扱いできますが通帳では中止しており、早期の復旧をめざしています。