松山市の当初予算2197億円余 6年連続で過去最高を更新 観光・街づくりなど柱に
愛媛県松山市は、道後温泉活性化をはじめとした観光・街づくりなどを柱とする来年度の当初予算案を発表しました。予算額は6年連続で過去最高を更新しています。
野志市長:
「財源は限られています。ゼロベースで事業を総点検するよう一層注力し、削るところは削り、やるべきところにしっかりと割り振るなどメリハリをつけた予算編成にした」
松山市が発表した来年度の当初予算案は、一般会計が2197億円2500万円で、6年連続で過去最高を更新しました。
予算案では、道後温泉本館の改築130周年や全館営業再開の記念事業など、観光や経済の活性化に48億円あまりを計上。
中心市街地の空き店舗対策や市駅前広場の整備事業など、街づくり関連に47億7000万円を充てています。
一方、伊予鉄道が再開を決めた坊っちゃん列車について、市は具体的な支援策の調査費やクラウドファンディングの実施にかかる費用を盛り込んだ補正予算案も来週開会する定例市議会にあわせて提出する予定です。