混乱が続く年初め 災害や物価高 「一刻も早い復興を」経済界トップが1年を展望 北海道
札幌商工会議所では新年交礼会が開かれ、道内経済界のトップが一堂に会しました。
地震などによる混乱が続く中、ことし1年の展望について聞きました。
札幌市中央卸売市場に威勢の良いかけ声が戻ってきました。
宮城県沖で獲れた本マグロが1キロ7770円で競り落とされるなど上々の滑り出しに。
市場関係者はことし1年の活発な取引を祈願しました。
こうした中、札幌商工会議所では新年交礼会が開かれました。
地震などの混乱が続く年初めとなりましたが、道内企業のトップにことしの展望を聞きました。
(札幌商工会議所 岩田圭剛会頭)「波乱のスタートとなって株価も少し下がったが、新幹線延伸工事も佳境、新しいビルもたくさんオープンしている。これから先も計画があるので良い方向に向かっていくと思う」
(アークス 横山清社長)「お客様第一、買い物難民を出さない。納得できる価格を実現できるかが課題」
グループ企業の北陸銀行が地震の影響を受けている北海道銀行はー
(北海道銀行 笹原晶博会長)「能登の支店は営業できていない。幸いにも職員は全員無事。一刻も早く復興して営業できることを祈っている」
災害や物価高に向き合う決意を新たに、経済界も1年のスタートを切りました。