米ワシントンの桜が見頃に 暖冬…観測史上2番目の早さで満開
アメリカの首都・ワシントンでは、名物の桜が見頃を迎えています。暖冬の影響で観測史上2番目の早さで満開となりました。
ワシントンの桜は、日米友好の象徴としておよそ110年前に日本から贈られたもので、春の風物詩となっています。桜の名所として知られるポトマック川沿いには、毎年、多くの人が見物に訪れています。
花見客
「アメリカと日本がいい関係を築いていることを嬉しく思う。ここの桜が大好きです」
国立公園局によりますと、温暖化による海面上昇や防潮堤の老朽化が原因で、満潮時には桜の木が浸水する被害が出ています。護岸工事のため今年5月から桜の木158本を伐採することになり、花見客からは惜しむ声があがっていました。公園局は、工事終了後、新たに274本の桜を植えるとしています。