アメリカのIT大手「アマゾン・ドット・コム」が約1万人の人員削減を始める見通しであるとアメリカメディアが報じました。

ニューヨーク・タイムズが14日、関係者の話として報じたところによると、アマゾンは早ければ今週から約1万人の人員削減を計画しているということです。

アマゾンが始まって以来の規模で、音声アシスト製品である「アレクサ」を含むデバイス部門、小売り部門、人事部門が削減の対象になるということです。

アマゾンは今月3日、経済状況が不透明な中、当面、新規採用を凍結すると発表していました。

IT大手では、フェイスブックを運営する「メタ」も全従業員の約13％にあたる1万1000人以上を解雇すると発表したほか、イーロン・マスク氏が買収したツイッターも従業員の半数を解雇しています。