人質の一部解放へイスラエルとハマスの交渉を仲介…カタール首相「成立に向け自信」
イスラエルとイスラム組織ハマスが人質の一部解放で暫定合意したと報じられる中、交渉を仲介している中東カタールの首相は19日、交渉は継続しているとした上で、「成立に向けて自信を深めている」と明らかにしました。
ロイター通信によりますと、人質の交渉を仲介しているカタールのムハンマド首相は19日、EU=ヨーロッパ連合の外相にあたるボレル上級代表と会談後、記者会見を行いました。
ムハンマド首相は、この場で「人質解放の交渉はまだ続いている」と前置きした上で「その課題は非常に小さく交渉が成立する自信を深めている」と明らかにしました。
これに先立ちアメリカの主要メディアは、イスラエルとイスラム組織ハマスが、5日間の戦闘の休止とひきかえに人質を一部解放することで暫定合意したと報じていました。
こうした中、ムハンマド首相も交渉が進展していることを明らかにした形です。