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ウクライナ、独仏と安全保障協定を締結 ゼレンスキー大統領が訪問

2024年2月17日 9:45

ウクライナのゼレンスキー大統領は、16日、ドイツとフランスを訪問しました。両国は、ウクライナと二国間の安全保障協定を結び、継続的なウクライナへの支援を進める方針です。

ゼレンスキー大統領は、16日、ドイツでショルツ首相と会談し、ドイツとの二国間の安全保障協定を結びました。その上で、ショルツ首相は、防空システムなどを含むおよそ11億ユーロ=日本円でおよそ1820億円の追加の軍事支援を発表しました。協定によって、ドイツは、ウクライナへの継続的な支援を進める方針で、ゼレンスキー大統領は、「支援が減少する中、ドイツの支援は不可欠なものだ」と歓迎しました。

その後、ゼレンスキー大統領は、フランスを訪れマクロン大統領と会談し、フランスとも二国間の安全保障協定を結びました。協定によって、フランスはことし、最大30億ユーロ、日本円でおよそ4830億円の軍事支援を行うとしています。

ゼレンスキー大統領は、17日、ミュンヘン安全保障会議にも出席する予定です。