「米国でコロナで100万人亡くなった…物語と響き合ったところはあるのでは」濱口監督、オスカー像手に受賞の喜び語る
アメリカ映画界最高の栄誉とされるアカデミー賞の授賞式が行われ「ドライブ・マイ・カー」が国際長編映画賞を受賞しました。
「ドライブ・マイ・カー」は日本映画史上初となる作品賞、監督賞、脚色賞は逃しましたが、2009年の「おくりびと」以来、13年ぶりに国際長編映画賞を受賞しました。
授賞式直後、濱口監督はオスカー像を手に受賞の喜びをこう語りました。
濱口竜介監督
「ノミネートされた他の作品をみても、本当にすばらしい作品がそろっていた。そのなかで賞をとれたのは本当に驚くべきことだし、だからこそ喜ぶべきことだとも、まず思っています」
濱口竜介監督
「(アメリカで)コロナで100万人の方が亡くなっているという状況もあるので、そのことが喪失、そこからどう生きていくかということを描いた物語と響き合ったところはあるのではないかというふうに賞をいただいて思いました」