韓国・尹大統領の弁護団“初回の弁論には大統領が出廷しない”
韓国の尹錫悦大統領をめぐる弾劾審判が本格化する中、尹大統領の弁護団は、少なくとも初回の弁論には尹大統領が出廷しないことを明らかにしたと、韓国メディアは伝えました。
韓国の憲法裁判所で進められる尹大統領の弾劾審判をめぐっては、14日に初めて弁論が開かれる予定です。
尹大統領の弁護団はこれまで、弾劾審判に大統領が出廷して自らの立場を説明する意向を示していました。
こうした中、韓国メディアは12日、弁護団が「14日の弁論に大統領は出廷しない」と明らかにしたと伝えました。
尹大統領に対しては、韓国の合同捜査本部が内乱の疑いで拘束令状をとっていますが、弁護団は出廷しない理由として、「不法で無効な拘束令状を執行しようとしていて、身辺の安全に懸念がある」と説明しています。
その上で、「安全の問題が解決すればいつでも出廷する」としています。
最終更新日:2025年1月12日 15:37