スーダン軍 外国人の退避支援を表明 一部の国が退避を始めたことを明らかに
アフリカ・スーダンの国軍は22日、各国の外交官や国民がスーダンから退避するのを支援すると表明、すでに一部の国が退避したと明らかにしました。
ロイター通信によりますと、スーダン軍は22日に声明を出し、スーダンにとどまっている外国人の退避に向け、必要な支援を行うと表明しました。
声明で、アメリカ、イギリス、フランス、中国の外交官や国民が、首都のハルツームから近く退避を始めるとしたほか、サウジアラビアの外交団がすでに退避したと明らかにしました。
これに先立ち、軍と戦闘を続ける準軍事組織のRSF=「即応支援部隊」は21日、外国人の退避のため、全ての空港を部分的に開放する用意があると明らかにしています。
軍とRSFは21日、72時間の停戦に合意したとそれぞれが表明しましたが、現地ではその後も銃声や爆発音が続いていて、日本人を含む在留外国人の退避が順調に進むのか見通せない状況です。