ソウルが大規模冠水…原因は「落ち葉」? 消防が“排水出動”600回
13日、韓国を激しい雨が襲いました。
ソウル近郊では、クレーンが電線に倒れ込み、一部地域では停電が発生。道路では大規模な冠水が起き、多くの車が激しい水しぶきを上げながら走行していました。
バスの乗客からは、「どうしよう…何だよこれ」と、不安の声が漏れていました。
実は、この大規模な冠水が起きたのは、この季節の風物詩「落ち葉」のせいでした。
地面を埋め尽くすほどに落ちたイチョウの葉が排水溝のふたを覆ってしまい、雨水が流れにくくなっていたのです。
地元メディアによると、消防は一晩で600回以上も緊急排水に出動。街中には、市民が自ら落ち葉を拾い上げ、排水に協力する姿もありました。
十数世帯で浸水はあったものの大きな被害はなかったということです。