急行列車脱線、日本人1人含む34人ケガ 韓国・ソウル
韓国のソウルで6日夜、急行列車が脱線する事故があり、日本人1人を含む34人がケガをしました。
6日午後9時前、ソウルの龍山駅から永登浦駅に向かっていた在来線急行「ムグンファ号」が走行中に脱線する事故が起きました。
この事故で34人がケガをし、ソウルの日本大使館によりますと、うち1人が日本人で、軽いケガをして病院に行った後、帰宅したということです。
乗客「バンバンバンと長い間、列車がはねた。列車の中からも煙が出て、すごくびっくりしました」
韓国鉄道公社によりますと、7日も一部の列車が運休するなど影響が続いていて、完全な復旧は夕方頃になる見通しです。
先月、ソウルの梨泰院では転倒事故が起き、156人が亡くなったばかりです。
安全管理の不備が指摘される中、尹錫悦大統領は7日朝に会議を開き、社会の構造的な問題点を改善していくと強調しました。
相次ぐ事故に、社会の安全を不安視する声も出ています。