イギリス国防省 次期戦闘機開発“日本の協力に期待感 ”
日本も協力しているイギリスの次期戦闘機の開発について、イギリス国防省の開発責任者が「今後も緊密に連携したい」と述べて、日本のさらなる協力に期待感を示しました。
ロンドン郊外で開幕した国際的な航空見本市で、イギリスが開発中の次期戦闘機「テンペスト」の模型が展示されました。
特徴は人工知能の搭載で、敵からの攻撃の方向などを自動でパイロットに知らせるだけでなく、パイロットが搭乗しない無人での飛行も可能になるとされ、今後5年以内に試験飛行を行う予定です。
この戦闘機について、日本企業はこれまでもエンジンやレーダーなどの調査、開発で連携してきましたが、日本とイギリス両政府は共同開発とすることも念頭に、協力のあり方を今年末までに合意する予定です。
イギリス国防省は18日、「日本とどこまで連携できるか検討している」と表明しました。
イギリス国防省 開発責任者
「日本とイギリスは潜在的に非常に良いパートナーだと思う。日本とはさらに緊密に連携していきたい」
両国は、先の日英首脳会談でロシアの脅威を背景に、共同での防衛訓練を円滑に行うことで合意しています。