ロシア軍 要衝などに向け徐々に前進 英国防省分析
ロシア軍による攻撃で民間施設などへの被害が相次いでいます。15日、ウクライナ南部の主要都市、ミコライウにある2つの大学にミサイルが着弾しました。
ウクライナ南部、ミコライウ州の知事は15日、「ロシア軍が私たちの教育施設を攻撃している」などとして、2つの大学に少なくとも10発のミサイルが打ち込まれたと明らかにしました。映像からは建物が大きな被害を受けているのが確認できます。
14日にはロシア軍のミサイル攻撃により中部ビンニツァで子ども3人を含む23人が亡くなりました。連日の攻撃で民間施設などへの被害も相次いでいます。
またイギリス国防省は15日、東部ドネツク州の制圧を目指すロシア軍が要衝・スロビャンシクなどに向け、すでに支配下に置いている隣のルハンシク州から徐々に前進しているとの分析を示しました。