アメリカのバイデン大統領は5日、選挙集会で「選挙戦に残り、トランプを打ち負かす」と述べ、大統領選からの撤退論を改めて否定しました。

バイデン大統領「（討論会以来）様々な臆測が飛び交っている。ジョーは、どうするつもりだ？　選挙戦に残るのか？と。私の答えだ。選挙戦を続け、再び勝利する」

バイデン大統領は「討論会は最高のパフォーマンスとは言えなかった」と認めた上で、「ドナルド・トランプを打ち負かす」と述べ、選挙戦からの撤退を改めて否定しました。

一方、ワシントン・ポスト紙は5日、民主党のワーナー上院議員が他の民主党上院議員に対し、「討論会がつまずいたことを受け、バイデン大統領は、もはや選挙戦に残ることはできない」と呼びかけ、バイデン氏に撤退を求めるためのグループを結成しようとしていると報じました。

民主党内からはバイデン氏に撤退を求める声が相次いでいます。